小田原の根府川で開催されている「おかめ桜まつり」が、開花が遅れているため3月25日まで期間を延長して実施している。
「おかめ桜」はソメイヨシノよりも早咲きで、濃いピンク色の花を咲かせる。花が下を向いて咲くため見やすく、桜ファンを喜ばせている。根府川地区には1000本の桜が植栽され、美しいピンクの花が咲き誇る姿を見るために、多くの観光客が訪れる。「おかめ桜まつり」の期間には、根府川駅前での豚汁の振る舞いや農家による特産物販、宿泊施設によるイベントやコンサートなどが行われている。
根府川駅前の桜は満開だが、標高が100メートルを超えると三分・四分咲き。今週末から来週にかけて満開となりそう。敷地内に400本のおかめ桜を植栽している
「離れのやど星ヶ山」(小田原市根府川、TEL 0465-28-1122)の代表、内田昭光さんは「おかめ桜まつりも延長になったので、期間中におかめ桜の美しさをぜひ見て頂きたい。今週末が見頃」と来場を勧める。