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箱根町で「景観まちづくり協力店」認定式-関所時代の風情を生かしたそば店

「景観まちづくり協力店」認定式を行った山口昇士町長(左)と大石健雄さん(右)

「景観まちづくり協力店」認定式を行った山口昇士町長(左)と大石健雄さん(右)

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 箱根町は3月26日、箱根関所通りに店舗を構える「傳兵衛蕎麦(でんべいそば)」(箱根町箱根、TEL 0460-83-8777)を「景観まちづくり協力店」として認定した。

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 2010年11月に制定され、景観形成に積極的に取り組んでいる店舗や事業所を支援することを目的とする同制度。箱根町景観条例、景観計画の規定・基準をクリアするほか、建築物の外壁、屋根、屋外広告、工作物、緑化、自動販売機などに関わる基準を満たすことが条件となる。

 同店は江戸時代より現在の場所に店を構え、約60年前から製麺業を営んでいる。以前は「そば処おおいし」という屋号で営業していたが、昨年9月に現在の名称に変更。店舗もリニューアルし、箱根関所の当時をしのばせるような風情を再現した。

 店主の大石健雄さんは、景観形成について調査・研究をしている「箱根関所通り景観まちづくり研究会」の会員で景観づくりに積極的に取り組んでいる。26日9時より箱根町役場の町長室で認定式が行われ、認定書が手渡された。

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