箱根ガラスの森美術館（箱根町仙石原、TEL 0460-86-3111）は現在、ベネチアで活躍中のガラス楽器の演奏家を招きミュージアムコンサートを開いている。

「クリスタル・トリオ・アンサンブル夏休み特別コンサート」

　グラス・ハープ、ヴェロフォン、グラス・パン・フルートを使用する珍しいグループで、ベネチアを中心に活躍中のガラス楽器の演奏家「クリスタル トリオ アンサンブル」が来日して行う同コンサート。演奏するのはイゴール・スラヤロブさん（グラス・ハープ）、セルゲイ・プロドゥスキーさん（グラス・パン・フルート）ウラジミール・ポプラスさん（ヴェロフォン）の3人。透き通るような音色が特長という。

　チャイコフスキー、ベートーベン、バッハらの作品を演奏。繊細なクリスタルサウンドを楽しめる。演奏は、10時30分、11時30分、13時:30分、15時30分から15分間（水曜休演）。

　同館学芸部の日吉彩乃さんは「お子さまの国語の教材にもなっている『スーホの白い馬』の話に出てくる馬頭琴の珍しい演奏も楽しめる。箱根の山々に響き渡る音色を、ぜひお楽しみいただければ」と話す。

　開館時間は、9時～17時30分。入館料は、大人＝1,300円、大高生＝1,100円、小中生＝800円。8月31日まで。