知的障がいを持つ人たちにアートの場を提供している「NPO法人アール・ド・ヴィーヴル」は、8月13日より「アール・ド・ヴィーヴル4人展 at 清閑亭」を開催する。
現在、同団体で表現活動に参加しているのは30人ほど。アートディレクターの中津川浩章さんが、会場となる清閑亭という魅力的な建築物と作品との融合性を考えて、メンバーの中から4人をセレクトして開催。絵画作品、文字作品、フィギュアなど、展示作品はバラエティに富み魅力ある内容になるという。
清閑亭を運営する「NPO法人小田原まちづくり応援団」理事長の平井丈夫さんは、「今から約100年ほど前に清閑亭を建てた黒田長成侯爵は書が趣味。その清閑亭で4人の素敵な作品との出会いを楽しんでもらいたい」と話す。
主催する同団体・理事長の萩原美由紀さんは、「現代社会のスピードに慣れてしまった方々が清閑亭で作品に出会い、ふと一息つく、そんなひとときが生まれたらうれしく思う。ぜひ来館を」と呼び掛ける。
開館時間は11時~16時。火曜休館。入館無料。23日まで。