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小田原のパン店がエープリルフール 「ウソぱん」など楽しい商品を販売

クリームパンに見える「ウソぱん」。中身はポテトサラダ

クリームパンに見える「ウソぱん」。中身はポテトサラダ

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 社会福祉法人永耕会「デイセンター永耕」のパン製造販売部門「パン工房ジョイ」(小田原市永塚)は、「ほほえましい4月1日・エープリルフール」をコンセプトにした総菜パン2種類を販売する。

クリームの代わりにポテトサラダが現れる

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 「見て楽しい、食べておいしい」をモットーに商品を提供している「パン工房ジョイ」。パン事業を推進する三浦昌弘さんは「約束を裏切らず楽しく思い出になるエープリルフールの商品開発を進めてきた。その中から2品を販売する」と経緯を話す。

 開発された一つはクリームパンの形をしていながら、中身はクリームではなくポテトサラダ。食べると「うそー。ポテトサラダが入っている」と多くの人が叫んだことから「ウソぱん」(150円)。「クリームに負けないおいしいポテトサラダで勝負した」と三浦さん。

 2つ目はカツを入れたパン。三浦さんは「元気な子どもたちが手も洗わずに総菜パンを頬張る姿を見ていた。それはそれで見ていても子どもらしいが、今の時期では良くない。手を洗ってうがいをしてから食べてもらいたい。コロナに勝ってもらいたいと思っていた。恐る恐る『カツコロナ』(150円)と名前を付けた」という。

 パン工房ジョイのパンを楽しみにする子どもたちは多い。販売するときには、「手を洗ってうがいして」と言葉を添えるという。「今年のエープリルフールに思うのは、みんなで力を合わせて乗り切りたいということ。良い思い出になれば」と願いを言葉にする。

 営業時間は水曜の11時~15時。

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