気温が下がり始めて箱根の紅葉は今が見ごろとなっているが、徐々に紅葉の風景にも「冬の風情」が感じられるようになり情緒ある紅葉が楽しめる。
箱根強羅公園、箱根美術館、木賀と早川渓谷遊歩道、大涌谷、仙石原の長安寺、芦之湖畔の箱根レイクホテル周辺や小田急山のホテルと、箱根全山には数多くの紅葉のスポットがある。仙石原など高度が高いスポットは見ごろを越え始めているが、強羅、塔ノ沢などでは今が見ごろ。多くの観光客が、自然が描く紅葉の美しさを堪能している。
箱根町観光協会の鈴木克典さんは「箱根の紅葉は冬の始まり。空気が澄んで景色が美しく見られるので今がおすすめ。ぜひ足を運んでもらいたい」と話す。黄色と赤色に染まった箱根の山も冬を迎え始めている。