箱根町が舞台となるアニメ「新世紀ヱヴァンゲリオン」を描いたEV(電気自動車)が新たな公用車として同町が導入し、注目を集めている。
箱根町では、観光振興と連携したEV(電気自動車)の利用拡大に取り組むことにより、EV普及の加速化を図るとともに、二酸化炭素(CO2)削減による「環境先進観光地 箱根」の実現を目指している。
2009年に3台のEV(i-MiEV 三菱自動車製)が導入済みで、これが4台目。日産自動車「リーフ」の車体に、ヒロインの「綾波レイ」が浴衣姿で描かれている。背景は箱根の象徴である「芦ノ湖と富士山」。車体の前後に、箱根の町章とヱヴァンゲリオンの「ネルフマーク」もあしらう。
同町職員は「カメラを向けられることが多くなり、認知度が増してきたのを実感している。これを観光客の誘致につなげたい」とアピールする。