箱根の秋の風物詩「ススキ草原」が見頃に

山並みに沈む夕日に照らされるススキ草原

山並みに沈む夕日に照らされるススキ草原

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 箱根の秋の名所、ススキ草原が見頃となり、これから多くの観光客でにぎわう。

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 仙石原の台ケ岳の裾野に広がるススキ草原は、初秋から穂を開き始める。広大な土地にススキが群生する風景は「神奈川の花の名所100選」と「かながわの景勝50選」にも選ばれている。

 季節が変わるにつれ、変化する景色が見どころ。9月中旬のススキは緑の茎に若い穂を付け、11月には一面に敷き詰められた金色のじゅうたんの様に変わっていく。ふもとから登る散策路を背の高いススキに挟まれるように進むと、日に照らされた金色の穂が高原の風に揺れる風景が幻想的で、カメラを構え記念写真をとる観光客の姿が見られる。

 毎年3月に行う「山焼き」は箱根の恒例行事の一つで、それにより新しい芽吹きを促し一面のススキを維持することができる。

 見頃は11月初旬まで。観光客用臨時無料駐車場も設けられている。

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