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小田原・箱根地域でテレビ番組のロケ増加-観光客誘客に効果

番組での撮影風景。業界で「ブツ撮り」といわれる商品撮影が行われている。(日本テレビ系「ヒルナンデス」)

番組での撮影風景。業界で「ブツ撮り」といわれる商品撮影が行われている。(日本テレビ系「ヒルナンデス」)

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 秋口から春先にかけて小田原・箱根地域でのテレビ番組の取材が多くなり、誘客に一定程度の効果を生み出している。

撮影風景

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 城下町、温泉、高原リゾートなど小田原・箱根地域の観光ポイントは多く、1回のロケーション撮影で多彩な撮影ができ、構成上、番組がつくりやすいことが挙げられる。「観光地やショップ、行政機関などもロケーション撮影に慣れておりオペレーションしやすい」(番組制作会社プロデューサー)という声も多い。

 撮影される施設やショップでは、番組を通して施設名や店舗名、ブランド名の訴求をすることができ、観光客の誘客に効果を生み出すケースが出ている。先日も昼の情報番組が小田原・箱根地域を番組で特集。その結果、放送された店に観光客が来店する結果につながったという。

 滑らないサンダル「ギョサン」を販売しているマツシタ靴店(小田原市栄町1、TEL 0465-24-2233)の松下善彦さんは「マスメディアで取り上げてもらうことの意味は大きい。小田原・箱根地域の魅力を発信する媒体として、活用させていただく姿勢も大切」と話す。小田原・箱根地域では、今後も1カ月に数本単位でロケーション撮影が続く予定。

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