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小田原で農作業体験「たまねぎオーナー園」-5月下旬に収穫

「小田原オーナー園部会」が行う「たまねぎオーナー園」作業の様子

「小田原オーナー園部会」が行う「たまねぎオーナー園」作業の様子

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 JAかながわ西湘下中支店(小田原市中村原)に事務局を置く「小田原オーナー園部会」が主催する「たまねぎオーナー園」で現在、5月下旬の収穫に向けて準備が進んでいる。

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 タマネギ畑1区画(2畳程度、5,000円)を単位としてオーナーとなり、農作業を体験しながら収穫まで行う同制度。栽培管理や作業指導を小田原オーナー園部会の部員が行うため、安心して農作業に取り組むことができる。

 昨年秋にオーナー自らの手で苗を定植。収穫を前に作業を楽しむオーナーの姿が見られている。現在、500区画で400人ほどのオーナーがおり、200本の苗から30~40キロの収穫が見込めるという。5月25日には「たまねぎオーナー園収穫祭」を予定し、オーナーや同部会部員、関係者が集まり収穫イベントを開く。

 同部会の沼田和也会長は「小田原市下中地区で収穫される『下中たまねぎ』は甘くておいしいと評価が高い。地元畜産農家から提供される牛ふん堆肥や、たっぷりと降り注ぐ太陽の光が有機質をたくさん含んだ土を作ることがうま味につながる」とタマネギのおいしさを話す。

 同制度を仲間と共に推進している石塚明さんは「オーナーの方々に農作業の楽しさやタマネギのおいしさを楽しんでもらっている。収穫の時には、畑に笑顔がいくつもありやりがいを感じる。収穫祭にはぜひお越しいただければ」と話す。

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