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「小田原アンチョビー」出足好調-小田原の魚ブランドづくりを目指して商品化

「小田原アンチョビー」

「小田原アンチョビー」

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 小田原の干物店「大半商店」が手掛ける「ひもの屋半兵衛」(小田原市早川、TEL 0465-42-9755)が10月から発売した「小田原アンチョビー」が好調な売れ行きを見せている。

イワシ、オリーブ油、塩だけで作られ保存料は不使用

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 新鮮な小田原の魚のブランド化を目指す活動の中で誕生した同商品。相模湾産の「イワシ」を自社工場でさばき、一から手作りした自家製アンチョビーで、イワシ、オリーブ油、塩だけで作られている。「イワシのうまみが生きたシンプルな味」と評価され、魚にこだわる市民や観光客から喜ばれている。

 製造は塩漬けに3カ月かけ、その後にオリーブオイルとなじませるため、完成までには時間と手間がかかる。1回の製造はイワシの水揚げ量にもよるが、商品にして200本前後。「ありがたいことに、おいしさがうわさとなり1回目に生産した商品の在庫はわずかとなっている」と話す同店4代目の椙崎晃久さん。

 10月1日には、小田原の魚ブランド化・消費拡大協議会の「小田原の地魚愛用店」に登録された。椙崎さんは「おいしい小田原の魚の味を多くの人に味わってもらうため、今後も魅力ある商品を提供していきたい。『小田原アンチョビー』はその第一歩」と意気込む。

 価格は580円。

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