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最後の福袋「ヴィレッジヴァンガード小田原アプリ店」-事前予約も可能

閉店という悲しみを封印。笑顔で「福袋」を持つ藤林孝充店長

閉店という悲しみを封印。笑顔で「福袋」を持つ藤林孝充店長

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 「ヴィレッジヴァンガード小田原アプリ店」(小田原市栄町2、TEL 0465-21-5077)が1月18日の閉店を前に、最後の福袋を販売する。

「近年稀に見る縁起の良さ。見てるだけでほんのり多幸感に包まれる素晴らしいデザイン」と藤林店長

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 「閉店の決定は衝撃で、あまりにも悲しかった」と話し出す同店の藤林孝充店長。「そのときは、14年9カ月の歴史に幕を閉じることの意味が良く理解できなかった」と振り返る。気が付けば、店を支えてくれた人々に「残念ながら、小田原店閉店の運びとなりました。長い間ご愛顧いただき、ありがとうございました」とのメッセージを送っている自分がいたという。

 店を支えてくれた人々との別れやスタッフの悲しさや虚しさをタイトルに表して、「涙の閉店セール」を実施。常連さんが閉店のニュースを聞いて駆けつけた。「ありがとうね」「ずいぶん元気をもらったよ」など、口々に感謝の言葉をかけてくれたという。悲しさを封印して笑顔で「涙の閉店セール」を実施してきたが、「閉店日が迫ってくると心が揺れる」と藤林店長。

 「そうだ。最後の福袋だ」と気を取り直し、店を支えてくれた人々への感謝を込めて、記憶に残り、消えることのない「福袋」で感謝することになった。

 初の試みとして、福袋に「旅行が当たる懸賞おみくじ」を付ける。発売は2015年1月2日で予約が可能。先着10人に、福袋をデザインした五月女ケイ子さんの「ポスターカレンダー」が進呈される。藤林店長は「心のこもった福袋というレベルではなく、感謝の魂が入っている幸運の福袋」と内容の良さを笑顔でアピールする。

 価格は3,500円(税別)。営業は、12月31日まで通常営業(10時~20時)。2015年1月1日は休館。2日は10時~19時。3日から通常営業。

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