三方を丹沢山塊(かい)に囲まれた秦野市で3月下旬から1万2000本の桜が開花の見頃を迎える。
同市では「中央運動公園」「弘法山公園」「はだの桜みち」が「3大桜スポット」と言われ、丹沢の山々や富士山と競演する桜景色を見ることができる。
目の前に丹沢の山々が連なる「中央運動公園」は、水無川沿いに約1キロにわたって桜並木が続き、丹沢山塊や富士山を借景に河川敷での花見を楽しめる。
「弘法山公園」では、公園一帯の約1800本のソメイヨシノ、50本のオモイガワザクラなど、山全体が桜色に染まる。昨年一般公募で愛称が決定した「はだの桜みち」は、西大竹から堀山下まで(県道62号・西大竹交差点~県道706号・新橋交差点)の神奈川県で一番長い6.2キロも続く桜並木が鑑賞できる。
「第33回秦野桜まつり」(3月26日・27日)や「桜のライトアップ」(3月中旬~4月上旬)、ウオーキングイベントなども行われる。