「5月29日に開催される『小田原まちなか軽トラ市』は、生産者と消費者とが巡り会う場を提供し、商店街のにぎわいを作り出そうという願いからスタートした」と実行委員長の平井義人さんは話す。

和風感覚の商品を品ぞろえ

　回を重ね今回で12回となる軽トラ市。話題の店舗や通常では手に入りにくい農産物や食品を提供する店舗が多くなり来場者も若い層やファミリーを中心にして増加基調。市内への回遊性も高まっている。

　平井さんは「出店する店舗にとっては、新しい顧客との出会いが期待でき、来場者にとっては、自分の価値観に合う商品やサービスに巡り会える」と話す。この関係が増えていき、いつまでも続くように活動を継続するという。

　今回出店する和雑貨や布雑貨セレクトショップ「コモノイドウ」では、明日の出店の準備をほぼ終えた。オーナーの松原花子さんは「出店は今回で4回目。若い人が和風感覚を持つ雑貨に興味を持ってくれている。商品を見て楽しみ、買って楽しんでくれるので売っていて楽しい」と話す。開業し3年目を迎える同店。より多くのお客さんとの出会いを「軽トラ市」に期待している。「明日は自信のあるおすすめ商品で品ぞろえをした。ご期待を」と笑顔を見せる。

　開催場所は銀座通り南街区（銀座通り交差点～平井書店）。開催時間は10時より13時30分まで。