国産ジーンズブランド「SAMURAI JEANS(サムライジーンズ)」が実施した「取扱店舗対抗 色落ちコンテスト」で小田原の「First&Stadium(ファースト&スタディアム)」が2位に入賞した。
ブランドは「SAMURAI JEANS」でモデルは「S0500XX」
ジーンズを1年間にわたって着用し魅力的な色落ちの状態を競う同コンテスト。色落ちにも表情がありヒゲ(脚の股から太もも、足首にかけての色落ち)、ハチノス(膝裏の色落ち)、ミミ(生地の端がほつれないように施した部分の状態)などに、はいた人の個性が表れてくるという。
カジュアルブランドショップの同店にとってジーンズは欠かせないアイテム。このコンテストへかける意気込みも高かったという。同店から参加した佐野陽平さんは、2016年1月14日よりジーンズをはき始め、コンテストに参戦した。モデルはSAMURAI JEANSの「S0500XX」。シルエットはやや細身のストレートで、股上は普通。ワタリはやや細めで小田原では人気のアイテムという。
佐野さんは「この日からコンテストへの挑戦が始まった。生デニムの魅力を伝える一人として参加し、その経験を販売の時のカウンセリングに役立たせたいと思っていた」と振り返る。ジーンズの色落ちには、その人の生活様式や生活技術の全てが現れるといわれており、1年間かけて行われるコンテストのため佐野さんは緊張し続けていたという。
2017年1月にコンテストは終了。佐野さんのジーンズの色落ちは高得点の評価を受け2位に入賞した。佐野さんは「ジーンズの色落ちだけを考え続けてきた1年。とても有意義で学ぶべき点が多かった。ジーンズがより好きになった」と話す。