日本橋から京都・三条大橋を通過して大阪高麗橋までを走破・踏破する「東海道五十七次ウルトラマラニック2017」第3・4ステージが6月24日、小田原城(小田原宿)から駿府城(府中宿)の区間で行われた。
家康や竜馬も歩いた歴史街道・東海道で毎月第4週末に行われる同イベント。「かつて旅人は一日十里を歩んだ」といわれる東海道の旅路で、ウォークの「旅人の部」と、ランの「飛脚の部」の2クラスを用意した。同区間は、100キロ超のオーバーナイトステージ。旅人の部は20人、飛脚の部は28人がエントリーして、コース最大の難関「箱根路」に挑み踏破・走破した。
昨年の大会で選手同士として初めて出会い、一年を通して東海道を歩き続け、今年ゴールインした原孝治・由美夫妻も参加。2人は互いに励まし合いながら駿府城を目指し、無事にゴールした。
主催する杉村晋吾さんは「昨年もゴール地点でプロポーズがあったり、今年もうらやましいほど仲むつまじいお2人が登場したりで、運営スタッフからは『ハッピーになれるマラニック』の声も上がった。互いに助け合ったりすることから親密になるのではないか」と笑顔を見せる。
「7月からは猛暑との戦いが待っている。京都三条から大阪を目指して東海道を進んでいく姿を見たらぜひ応援を」と呼び掛ける。