小田原の田んぼで稲刈り-地元の異業種勉強会メンバー30人が参加

収穫後は干上がった水路の水たまりで子どもたちがザリガニや魚を捕まえていた。

収穫後は干上がった水路の水たまりで子どもたちがザリガニや魚を捕まえていた。

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 小田原の森戸川沿いの田んぼ(小田原市田島)で9月21日、地元の「I Love 小田原・足柄異業種交流勉強会」のメンバーによる稲刈りが行われた。

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 地元を愛するさまざまな業種のメンバーがそれぞれの事業や地域活性化のために集まり、互いの交流や教養を深めることを目的にする同会は昨年11月、結成された。今回の稲刈りは、活動の一環の「オダアシ(小田原足柄)たんぼ実験プロジェクト」として今年4月から志村米穀店(小田原市浜町4)の志村成則さんが中心となって進めてきたもの。広さ約3.6アールの田んぼを農薬を使わず手植えや天日干しなど昔ながらの農法で育ててきた。

 当日は、集まった約30人のメンバーが2時間足らずで収穫を終えた。「黄金色の稲穂が一面に広がり、横のあぜ道には真っ赤な彼岸花が咲き、『これぞ日本の秋』といったシチュエーションの中、作業ができ満足している」と参加メンバーの松下さん。

 志村さんは「稲作は1年目なので苦労も多かったがなかなか米の質も良さそう。来年の課題も見えてきたし田んぼももっと広くしたい。メンバーも引き続き募集する予定」と話す。

 同会では来月上旬、脱穀ともみすり作業を行う予定。

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