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小田原の菓子店で「ガレット・デ・ロワ」 南部鉄板で焼き上げてた幸せの菓子

南部鉄板で焼き上げた「ガレット・デ・ロワ」

南部鉄板で焼き上げた「ガレット・デ・ロワ」

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 ナチュラル菓子工房「citron(シトロン)」(小田原市小八幡、TEL 0465-43-2364)で12月26日より、年末・年始のお菓子「ガレット・デ・ロワ」を販売している。

切り分けて「フェーヴ (feve)」が入っていれば幸せが訪れる

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 フランスでクリスマスが終わるとに一斉にパン店や菓子店に並ぶのが「ガレット・デ・ロワ」。中に「フェーヴ (feve)」と呼ばれる小さな陶器が入っており、切り分けたときに「フェーヴ」が入っていた人には幸せが訪れるといわれ、王様となり王冠をかぶる習慣がある。神が世に現れたことを記念して1月6日に行われる「公現祭」のためのお菓子で、1月中は家族や友達が集まるとよく食べられている。

 同店では、品質の良いバターで3日間かけてオリジナルのパイを作り、ホールアーモンドをその都度パウダーにしてつくるアーモンドクリームを詰める作業をていねいに行い、南部鉄板で焼き上げている。

 同店オーナーパティシエの大和田芳実さんは「とてもベーシックなお菓子で、素材ひとつひとつが味わい深い。毎年、より美味しくなるよう研究している。今年もおいしくできた」と自信をのぞかせる。「フェーヴをお選びいただくサービスも人気のひとつ。選べるお店は少ないため喜ばれており、毎年の恒例にしてくださる方もおられる。ぜひ楽しみながら味わっていただければ」と呼びかける。

 価格は3,000円(15センチ)。要予約。発送も可能。

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