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小田原で育てた花や地域の植物を使ったハーバリウム ワークショップも

青木夏美さんが製作する「ハーバリウム」

青木夏美さんが製作する「ハーバリウム」

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 小田原漁港エリアにある宿泊施設「Odawara Guest house BORRACHA(ボラチャ)」を経営する青木夏美さんが作る「ハーバリウム」が人気を集めている。

依頼者のイメージに併せて製作

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 花やドライフラワーをオイルと共にボトルに入れた「ハーバリウム」。観賞用やインテリアとして注目され、贈答品としても利用されている。青木さんは、依頼者の使用目的や意向、イメージを聞き、花選定と色合い、バランス、配置などの手直しを加えながら作り上げるオーダー方式で提供している。

 青木さんのハーバリウムは、自ら栽培した花や、小田原・早川地域にいる仲間の生産者が育てた植物を使用。自然の色合いを大切にするため着色などは行っていない。利用者から「それが自然でやわらかで優しいハーバリウムになっている。いかにも青木さんらしい作り方」と評価が高い。

 青木さんは「自分の気持や心を届けたいと思う人が贈答用としてオーダーしていただくようになった。最近では、恋人や奥様に送りたいという男性の方からの問い合わせや注文も多い」と話す。

 青木さんが講師となるワークショップが2月4日、「SEA GREEN CAFE(シーグリーンカフェ)」(小田原市柳新田)で開催される。ハーバリウムの普及に合わせて自分で作りたいと思う人も増加。バレンタイン需要で希望者も多く男性の参加もあるという。

 世界中を旅行し、各国で多くの人と巡り会ってきた青木さん。心を伝えることの大切さを感じていた。「贈って喜ばれ、眺めて癒やされ、作って楽しいハーバリウム。生活の中に取り入れてもらえれば」と呼び掛ける。

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