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小田原・足柄で地域循環から誕生したフレンチトースト 自然養鶏とベーカリーが連携

卵の味が生きているフレンチトースト

卵の味が生きているフレンチトースト

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 放し飼いで地域循環型の自然養鶏を行う「春夏秋冬」(小田原市久野)と製パン店「Bakery ASRUN(ベーカリー・アスラン)」(開成町中河原)は、連携して開発した商品「フレンチトースト」を4月21日より販売する。

「Bakery ASRUN(ベーカリー・アスラン)」外観

 地域循環の小さな一歩としてスタートした「フレンチトーストプロジェクト」。「Bakery ASRUN」で成型時に発生したパンの切れ端やロスを「春夏秋冬」に提供。受け取ったパンを細かく裁断した後に発酵飼料製造機に投入。完成した発酵飼料で鶏を育て、鶏が産んだ卵を「Bakery ASRUN」に納入。納入された卵を使って「フレンチトースト」を製造することで循環する流れ。

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 「春夏秋冬」の檀上貴史さんは「素材にこだわる仲間と共に地域循環型の流れを作ってみたかった。今は卵の生産者とパンの製造・販売者だけの流れだが、大きな循環型のサイクルに発展する可能性を秘めている。一つの挑戦」と意欲を見せる。

 「Bakery ASRUN」の佐藤陽平さんは「食べていただく人が元気になることを願ってパンを作り続けている。自分の体調が優れない時期に『春夏秋冬』の卵を食べて元気になれた経験を生かしてやさしいフレンチトーストに仕上げた。地域循環への挑戦もできて作りがいがある」と話す。「安心できる素材にこだわり、人を元気にするパンをこれからも作り続けていきたい。この地域循環の流れはそのためのフックになる」と先を見据える。

 価格は250円。