三菱4代目社長・岩﨑小彌太男爵の別邸だった「小田急 山のホテル」(箱根町元箱根、TEL 0460-83-6321)で5月1日より「つつじ・しゃくなげフェア」が始まった。
紫琉球(むらさきりゅうきゅう)、白錦(しろにしき)、ゴヨウツツジ、若鷺(わかさぎ)、峰の松風(みねのまつかぜ)、難波潟(なにわがた)、小紫(こむらさき)、八重げらなど約30種3000株のツツジが咲き始め、5月1日現在「三分咲き」となっている。
今年の開花は10日ほど早く、これから2週間ほど、ピンク、赤、紫、白に咲くツツジを楽しむことができる。天候に恵まれた5月1日には、富士山とツツジの競演が見られ訪れた人々を楽しませていた。
1948年5月15日の開業から今年で70周年を迎える同ホテル。記念イベントとして5月15日、庭園の維持・管理に協力している新潟県立植物園園長の倉重祐二さんを招いて講演会を開催する。ツツジやシャクナゲ栽培の歴史をはじめ、同ホテルの庭園のツツジ・シャクナゲの特徴や品種の紹介、栽培(手入れ)の方法など貴重な話を聞くことができる。
庭園見学料は800円。庭園見学時間は9時~17時。