小田原漁港で楽しく一日を過ごしてもらうことを目的に恒例の「第27回小田原みなとまつり」が8月5日に開催される。
市民や観光客に広く小田原の水産業を紹介し、地域漁業の活性化などを目指すイベントで、会場となる小田原漁港には毎年多くの来場者がありにぎわいを見せている。当日のプログラムは多彩で漁業関係者が実施する体験型イベントなど20にも及ぶイベントが行われる。
毎年好評なのが、漁船に乗って小田原クルーズを楽しむ「相模湾ゆかい探検」、見るのではなく自分の手で感触を体験する「相模湾のさわる水族館」、水揚げされたアジを開いて干物にするまでを体験する「アジの干物づくり教室」、早川でアユと戯れながら川で楽しむ「アユのつかみどり」など。会場では、当日水揚げされた鮮魚などを直売する「小田原漁港 海の幸マルシェ」も開かれ、新鮮な魚を市場価格で買い求めることができる。
運営する小田原市水産海浜課の内藤千春さんは「プログラムの中に体験できる内容が多く毎年喜ばれている。夏休みの自由研究のテーマになるものがあり子どもたちから『楽しいし、役立っている』との声も聞こえる。このイベントを通して小田原漁港や小田原の水産業を知ってもらえれば。ぜひお越しいただきたい」と呼び掛ける。
開催時間は9時~17時。