箱根・芦ノ湖に咲く「湖畔の一本桜」が、今年は今まで以上に元気に花を付け多くの人々に感動を与えている。
箱根に近い伊豆半島に自生している「大島桜(オオシマザクラ)」の中から勢いの良い5本を選び寄せ植えされた「湖畔の一本桜」。5本は互いに寄り添い、標高のある湖畔の環境の中で、淡い紅白色の花を咲かせている。凜(りん)として雄大な姿を見に、毎年多くの人が訪れる。
プリンスホテルの稲葉健二さんは「毎年、美しい姿を見せてくれる大島桜。今年は暖冬だったため1週間ほど早く開花した。県内のみならず県外からも、その姿を見に多くの方が来る。今年は、全国的にも新型コロナウイルスの影響で大変なとき。来られない方のために写真を撮影。せめて写真だけでも見ていただければ」と話す。