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箱根登山鉄道が7月下旬に再開 順調に復旧工事、運転見通しを前倒し

箱根登山鉄道のハイライトともいえる「出山の鉄橋」。明治期に製造され、登録有形文化財にも登録されている貴重な鉄橋の下には、箱根山内の沢の水を集めて早川が流れている(写真提供=大橋史明)

箱根登山鉄道のハイライトともいえる「出山の鉄橋」。明治期に製造され、登録有形文化財にも登録されている貴重な鉄橋の下には、箱根山内の沢の水を集めて早川が流れている(写真提供=大橋史明)

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 2019年の台風19号で多くの被害を受けた箱根登山鉄道の運転再開が7月下旬になる見通しになった。沿線住民の協力で1日の工事時間が延長されたこと、暖冬のため降雪や凍結が少なかったことから順調に工事が進み、工期の短縮に結びついた。

秘境感が漂っている「塔ノ沢駅」

 箱根観光の交通網を提供する箱根登山ホールディング。ゲートウェーの小田原・箱根湯本を出発点にして箱根登山鉄道、箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェイ、箱根海賊船、箱根登山バスの連携で定番周遊ルート「箱根ゴールデンコース」を提供。2020年9月7日で60周年を迎える。このルートを支えるのが箱根登山電車。多くの観光客が、箱根湯本駅から強羅駅までの区間で、箱根ならではの風情ある山岳鉄道の旅を楽しんだ。復旧工事が進み、運転再開の見通しが立つことの意味は大きい。

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 併せて、6月24日に箱根登山ケーブルカーと箱根ロープウェイの乗換駅となる「早雲山駅」がリニューアルオープン。展望デッキを設け、無料の足湯施設も併設することで観光スポットが充実する。

 箱根登山鉄道では「復旧に向けて工事が順調に進んでおり運転再開を早めることができたのは良かった。今後も工事を必要以上に急がず安全を最優先して進めていきたい。早く新型コロナウイルスが終息し安全にお客さまを迎えられる日が来るのを楽しみにしている」と話す。