小田原箱根経済新聞の上半期PV(ページビュー)ランキング1位と2位に、斬新なデザインと本格的な縫製技術で作られる手作りマスクを伝える記事がランクインした。
1位になったのは「造形作家が手作りするマスクが話題」の記事。造形作家でクラフト作品などを制作をする山本敦さんのアトリエ「gunung(グノン)」が提供している手作りマスクを取り上げた。山本さんは「多くの人に読んでいただき有り難い。特にデザインを評価していただいたのがうれしく励みになった」と感謝する。
山本さんは、6月20日に「toko gunung(トコグノン)」(小田原市栄町3)をオープン。「toko」とは、インドネシア語で「店」の意味。山本さんは「アップリサイクルクラフトをコンセプトに製作した商品をそろえている。お近くにお越しの際にはぜひ来店を」と呼び掛けている。
2位に入った「若きデニム職人が作るデニム マスク」の記事では、デニム職人の嵯峨貴裕さんが、デニムの素材と縫製にこだわった様子をリポートした。嵯峨さんは「記事が発信されると、多くの方々からの問い合わせとオーダーが来て忙しかった。感謝の気持ちを込めてひとつひとつていねいに作り続けた」と振り返る。
現在、嵯峨さんは自分のブランド「SAGA DENIM」の店舗の立ち上げで忙しい。「皆さまからの声援を糧に、ひとつの夢に挑戦している。これからもよろしく」と元気な声。「デニムマスク」に注目し、小田原での販売を担当したジーンズの移動店舗「Denimman(デニムマン)」を運営する新倉健一郎さんは「ミシンを上手に使いこなしている様子が商品から感じられる。現在も問い合わせが続き、6月上旬からネット販売も開始している。多くの人に読まれたことはうれしい」と喜びを言葉にした。
3位には、小田原・国府津でマルシェ「BLEND PARK TRIAL」が入った。地域拠点を目指す「BLEND」で行われたマルシェを取り上げた内容で、現在でもアクセスが続いている。「山・海・人・家・合・商・農・職」の融合(ブレンド)を目指したコンセプトが評価され、地域の魅力の発信を続けている。
ランキングは1月1日~6月30日に配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)
1. 造形作家が手作りするマスクが話題に 「gunung」ブランドのこだわりで製造(3/19)
2. 若きデニム職人が作る「デニム マスク」 「愛用できるマスク」が人気となり品薄続く(5/16)
3. 小田原・国府津でマルシェ「BLEND PARK TRIAL」 店舗跡地利用で(1/30)
4. 小田原に高級食パン専門店「迷わずゾッコン」 乳酸菌を隠し味に(6/6)
5. 小田原駅前のゲストハウスで「ウッドデッキお昼寝プラン」 デイタイムニーズに対応(3/22)
6. 小さく始めた「早川駅前プチマルシェ」 パン店店主が立ち上げ、にぎわい続く(2/14)
7. 小田原の日本料理店「だるま」が営業再開 常連客や市民で徐々ににぎわい(6/11)
8. 小田原の飲食店で一番人気の「だし巻き卵」テークアウト(4/4)
9. 小田原・宮小路で「カレーフェス」 歴史あるかいわいににぎわいづくりの第一歩(4/4)
10. 小田原の飲食店、弁当に店主のメッセージ 「読んだら元気出た」の声(5/14)
小田原市内の店舗も厳しい中で必死に活路を見いだすために活動を開始した様子をリポートした、8位「小田原の飲食店で一番人気の『だし巻き卵』テークアウト」や、10位の「小田原の飲食店、弁当に店主のメッセージ」の記事には多くの声援が店舗に寄せられたという。