箱根登山鉄道は12月16日の始発から18日の終電までの3日間、老朽化した鉄道設備を集中して補修するため、箱根湯本駅~強羅駅の間(約8.9キロ)で運休する。運休期間中はバスによる代替輸送を行う。
より安全で快適な運行を目指して集中工事が行われる箱根登山鉄道
今回の鉄道施設工事は、より安全で快適な運行を目指すため、信号機、ケーブル、線路、枕木、トンネル内の壁など広範囲に交換や補修などの集中工事を行い、リフレッシュを図る。小田急電鉄が乗り入れている小田原駅~箱根湯本駅、箱根登山ケーブルカーの強羅駅~早雲山駅、箱根ロープウェイの早雲山駅~大涌谷駅~桃源台駅は通常通り運行する。
工事に伴い「路線バスによる振り替え輸送」と「代行バスの運行」を行う。振り替え輸送は、桃源台線(箱根湯本駅~宮ノ下)、箱根町線(箱根湯本駅~小涌谷駅)のほか、臨時バス(箱根湯本駅~強羅駅)で行う。
代行バスは、箱根湯本駅を出発して、塔ノ沢駅付近、大平台駅、宮ノ下駅、小涌谷駅、彫刻の森駅、強羅駅など運休する登山電車の各駅近くに停まるバスと、箱根湯本駅を出発して強羅駅まで直行するバス(一部は彫刻の森駅に停車)の2種類を運行する。