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箱根芦ノ湖畔から紅葉始まる 標高の低い地域に移動する「紅葉の山下り」も

芦ノ湖畔の紅葉の様子(箱根町港)

芦ノ湖畔の紅葉の様子(箱根町港)

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 箱根芦ノ湖畔の紅葉が今年は静かに始まり、徐々に山々を秋色に染め始めている。プリンスホテル・箱根事業戦略の稲葉健二さんは「厳しい状況が続く中で、それらのことを忘れさせてくれるように木々が色付き始めた」と話す。

昨年の紅葉

 芦ノ湖畔から眺める箱根の紅葉は、芦ノ湖と紅葉と富士山が作り出す絶景が「まるで絵はがき」と多くの人を喜ばせてきたが、ここ数年、箱根は激動に揺れ続けた。

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 大涌谷を中心にして「噴火警戒レベル2」に引き上げられ、立ち入りの終日規制、台風19号の記録的豪雨による被災と箱根登山鉄道の一部運休、コロナウイルスの感染拡大による観光客の減少と困難な状況が続いた。さらにカシノナガキクイムシによる「ナラ枯れ」の心配もある。

 「箱根の人々は、この状況を受け入れ、懸命に努力して立ち上がってきた。そのエネルギーを支えてくれたのが箱根を愛して訪れ続けてくれた観光客の皆さま。訪れてくれる人がいるから頑張れる」と稲葉さんは話す。

 10月初めから色付き始めた今年の紅葉。芦ノ湖畔から徐々に標高の低い地域に移動する「紅葉の山下り」が始まる。紅葉は箱根芦ノ湖畔から始まり、宮城野や宮ノ下、強羅などを経由して箱根湯本まで下る。

 稲葉さんは「箱根の紅葉は芦ノ湖畔から始まった。今朝も外気温が10度と冷え込み、確実に秋に向かっている。ぜひ芦ノ湖畔から始まった紅葉を楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

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