小田原駅前東通りにある「彩酒亭洞(さいしゅていほら)」(小田原市栄町2)が、1日20個限定のテークアウトメニュー「ちっこいふわふわおにぎりセット」を提供している。
マグロ、イクラ、ウニなどを思う存分巻き込んだ「洞の恵方巻き」
コロナ感染拡大防止のため、1月12日から営業時間を20時まで、酒類の提供を19時までに短縮して営業している「彩酒亭洞」。予想を超える売り上げ減少をカバーするため、テークアウトとランチメニューの充実を図り、生き延びるため臨戦態勢を敷いている。
店主の二見洋一さんは「コロナ禍でも『どっこい生きてやる』と心を奮い立たせて、力と知恵を振り絞って戦っている」と前向きな姿勢を見せる。一番人気でボリュームある「だし巻き卵」もテークアウトで販売。注文も多く、常連客の家族から喜ばれているという。
「だし巻き卵」に続くメニューとして登場させたのが、ランチで好評という「ちっこいふわふわおにぎりセット」(680円)と、12種の中から選べる「でっかいふわふわおにぎり」(200円~)の2種。共に握り方に技があり、崩れずにふわふわに握り上げているのが特徴。ご飯のおいしさと食べやすさが好まれているという。
2月2日。二見さんは「元気でやっていることの証しとしてマグロ、イクラ、ウニなどを思う存分巻き込んだ『洞の恵方巻き』(5,000円)を販売した」と話す。「私どものような飲食店には多くの仕入れ先がある。その人たちのためにも私たちは頑張らなければならない。その思いが背中を押してくれている」と話す。
営業時間は、ランチ=11時~14時、夜席=16時~20時(時間短縮営業)。日曜定休。