箱根で観光ガイドアプリを活用した新しい旅の実証実験が2月13日、始まる。期間中、「箱音 Sound of Hakone」「箱根3アクティビティ」の2種類のコンテンツを活用して行う。
「箱根 3 アクティビティ」はウオーキング、ハイキング、トレッキングを提唱
国土交通省観光庁の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」における実施事業として採択され、「箱根DMO」(箱根町観光協会)が主導して観光ガイドアプリよる箱根誘客実証事業を行う。
コンテンツの開発は、「ON THE TRIP」を運営するON THE TRIPが担当。観光地の情報やエピソード、物語を集約して博物館化して発信。これまでの旅行ガイドとは異なり、旅先でスマートフォンからトラベルガイド情報を、文字、写真、音声で受け取り、旅の価値を高めることを目指す。
実証実験は、箱根湯本エリアと芦ノ湖エリアの2カ所で行う。それぞれ約20人の参加者を箱根関係者などからモニターとして選び、全員がガイドアプリをダウンロードする。箱根湯本を舞台にし、まちの音にスポットを当てた「箱音 Sound of Hakone」と、芦ノ湖畔や箱根をウオーキング、ハイキング、トレッキングで楽しむ「箱根3アクティビティ」のアプリを使ってテストを行い、感想や使用感を調査し今後の利用拡大に活用する。今回の実験で新しい旅のスタイルを確立できることが期待される。