素材の味と旬や季節を大切にして調理する「天ぷら満天」(大井町金子、TEL 0465-46-9789)で「ソフトシェルクラブの天ぷら」を提供し、来店客から注文が相次いでいる。
要望に応えて「ソフトシェルクラブの天ぷら」の提供を再開した「天ぷら満天」
店主の渡辺賢吾さんは「4月に提供したが、好評で仕入れた分が数日で完売し入荷待ちとなってしまった。脱皮したての厳選したカニを仕入れるため数に限りがあるが、味わった方々から『ぜひもう一度食べたい』との要望も多かった。今回は仕入れのメドも付いたので提供を再開した」と経緯を話す。
ソフトシェルクラブ(Soft shell crab)は脱皮直後のカニ。カニの殻をむかずに食べるために、脱皮直後の柔らかな内に調理して味わう。柔らかな=Soft、殻=shell、カニ=crabから「ソフトシェルクラブ」と呼ばれている。
「天ぷらの素材として注目され始めている。柔らかさと独特の食感と味が評価されている」と渡辺さん。「ソフトシェルクラブ、舞茸(まいたけ)、ブロッコリー、玉ねぎのかき揚げとセットにした『ソフトシェルクラブの天ぷら定食』か、タレのかかった『ソフトシェルクラブの天丼』を提供する。ぜひ味わっていただければ」と呼び掛ける。
価格は1.518円。