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小田原の干物店・山安が恒例「さんま祭り」 3000尾を無料で振る舞い

昨年「さんま祭り」の様子。インタビューを受ける山安の山田満社長。昨年は大不漁とコロナ感染の流行で開催が危ぶまれたが、北海道釧路工場の必死の努力で仕入れを確保して開催し、約1200食を振る舞った

昨年「さんま祭り」の様子。インタビューを受ける山安の山田満社長。昨年は大不漁とコロナ感染の流行で開催が危ぶまれたが、北海道釧路工場の必死の努力で仕入れを確保して開催し、約1200食を振る舞った

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 「創業文久三年」(1863年)とその歴史を誇る小田原の干物店「ひもの老舗 山安」(小田原市早川)が、3000尾を無料で振る舞う恒例の「さんま祭り」を10月23日に山安ターンパイク店で、11月3日に山安港北店で、それぞれ行う。

小田原のひもの老舗「山安」が3000尾を無料進呈する恒例「さんま祭り」

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 2008(平成20)年、店舗の脇に炭火を用意して焼いて提供したところ多くの観光客や地域住民が来店し店頭はにぎわいを見せて山安を代表する催事になった「さんま祭り」。北海道にある山安釧路工場で、道東で水揚げされた3000尾を仕入れて小田原に直送。「魚のプロ」が上手に焼くこともあり、人気を集めている。

 推進するのは、昨年5月に社長に就任した創業家5代目の山田満さん。4代目の働く姿を見てきた5代目の満さんは「ごく自然に自分が継ぐことになると、子どものときから理解していた。4代目からお客さんを笑顔することの大切さも教わっていた」と話す。

 その笑顔が見られるのが「さんま祭り。おいしい、おいしいの声と共に見られる笑顔が一番良い」と本人も笑顔に。「無料で提供する代わりに会場でチャリティー募金を行い、『小田原市ふるさとみどり基金』に寄付してきた。東日本大震災のときには地元の復興に、今年は医療従事者の応援に充てる。

 山田さんは「ターンパイク店では、山安オリジナルの当日限定150食の『さんまの炊き込みご飯』(300円)も提供する。開催を2回に分け、数量もたっぷり用意しているので、分散してゆっくりお越しいただければ」と呼び掛ける。会場では、店舗同様に新型コロナウイルス感染症対策を実施する。

 山安ターンパイク店での開催時間は9時~15時。

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