箱根芦ノ湖畔で紅葉が見ごろを迎え訪れる人々を喜ばせ、お玉ケ池や精進池では、水面に色とりどりに染まった木々がゆらゆら揺れながら秋景色を見せている。
11月13日の朝、精進池の半分ほどが凍っており、陽が昇ると少しずつ水面が揺れ、池に映る紅葉狩りが楽しめる。「まるでカラフルな折り紙のよう」「高原の秋風がちょうど良く水面を揺らせるのが本当に見事」「絶景かな」などの声が聞こえる。
箱根園の稲葉健二さんは「箱根芦ノ湖畔の紅葉は例年より1週間ほど遅れてピーク。今朝の外気温は3度と今シーズン一番の冷え込みになった。14日から外気があまりあがらないと予想されているため紅葉の進み具合も加速。芦ノ湖畔から強羅や宮城野へ『紅葉くだり』が始まる。朝一、幻想的な芦ノ湖と紅葉を眺めながら紅葉がくだるように仙石原や強羅、宮ノ下へと箱根紅葉のプチ旅を楽しんでいただければ」と呼び掛ける。