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小田原で「豊田利晃監督作品映画上映会」 歴史ある空間で関連3作品を一挙上映

『破壊の日』(2020年)

『破壊の日』(2020年)

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 「豊田利晃監督作品映画上映会」が3月19日・20日に小田原の「旧松本剛吉別邸」(小田原市南町2)で開催される。3月4日から始まった小田原城町芸術祭の一環。

『狼煙が呼ぶ』(2019年)

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 会場となる旧松本剛吉別邸は、大正12(1923)年頃に建築されたもので、小田原市の歴史的風致形成建造物に指定されている趣きのある施設。企画・運営する湯河原「角屋」の川合涼子さんは「歴史を感じる空間で1回の上映に20人という少人数で映画を楽しむ企画。今回は、豊田利晃監督作品を取り上げる。3作とも監督の思いが込められている作品を用意した」と話す。

 上映されるのは「狼蘇山三部作」といわれる『狼煙が呼ぶ』(2019年・16分。出演=渋川清彦、浅野忠信、松田龍平、高良建吾)。『破壊の日』(2020年・56分。出演=渋川清彦、マヒトゥ・ザ・ピーポー、イッセー尾形)。『全員切腹』(2021年・26分・R15、出演=窪塚洋介、渋川清彦、芋生悠)の3作。

 上映時間は3月19日・20日とも第1部=13時~、第2部=16時~。入場料は1,500円。『全員切腹』はR15指定。予約は角屋の予約サイトから。

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