神奈川県西部の西湘・湘南地域で活動するバルーンパフォーマーのベンジャミンさんが、アジサイが咲く梅雨の季節を楽しむ子どもの姿を風船で表現し、「梅雨の時期を楽しく過ごしてほしい」と呼びかけている。
各地のイベントでバルーンパフォーマンス披露するベンジャミンさん
季節や年末・年始に合わせてバルーンでメッセージを発表しているベンジャミンさん。マルシェなどのイベント会場でバルーンの実演を披露している。実演で制作した作品をもらえると「幸運」ともいわれ、いつしか「ハッピーバルーン」と呼ばれるようになった。土曜・日曜を中心に各地を忙しく走り回っている。
ベンジャミンさんは「子どもの頃、雨の日はつまらなかった。外で遊べず、友達とも会えず、時に雨が吹き込む縁側でふさぎ込んでいた。この季節、梅雨で暗くならずに、アジサイのように元気に明るく過ごしてほしいとの願いを風船に託した。せっかく雨が降ったのだから、ゲームばかりしないで梅雨を楽しんでもらいたい」と笑顔で話す。