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小田原・江之浦で自然な海を守る活動続く 海底ゴミ撤去や藻場再生活動も始動

6月9日に江之浦漁港で「日本釣振興会」が主催する水中清掃会が行われた

6月9日に江之浦漁港で「日本釣振興会」が主催する水中清掃会が行われた

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 小田原郊外の江之浦漁港で「日本釣振興会」が主催する水中清掃会が6月9日に行われ、予想を超える海底ゴミを回収した。

海底ゴミを陸揚げし分別する作業の様子

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 日本釣振興会は、定期的に江之浦漁港での海底清掃を施して海底ゴミの撤去を行い、海の環境維持活動を行ってきた。清掃作業は、神奈川県西地区でダイビング事業所を持つ有志によって2005年に設立された非営利団体の「西神奈川ダイビング事業者安全協議会(NDOSA=NISHIKANAGAWA DIVING OWNERS SAFETY ASSOCIATION)」が担当した。

 参加者は懸命にゴミの収集作業を行ったが、予想を超える海底ゴミがあり、陸揚げが今回だけでは難しいほど。次回の実施での陸揚げも予定するという。

 江之浦漁港沖では、小田原市水産課と漁師が連携して海藻復活プロジェクト「小田原藻場再生活動組織」が始動。この活動に地域のダイビング関係者も賛同し協力。6月1日に藻場の再生を目指して保護網付きの藻場礁を海に沈めている。時間がかかるが少なくなった海草の「カジメ」が増え、結果としてアワビなどの量も増えることを目指している。

 こうした活動に協力している「江之浦ダイビングサービスアクアランド」(小田原市江之浦、TEL 0465-29-0056)の野瀬勝利さんは「江之浦漁港は、漁師さんが理解をしてくれているお陰で、ダイビングができ、釣りができ、ゴムボートなどの出入りもできる奇跡の漁港。利用者みんなでルールを守って海の環境を維持していきたい」と話す。

 野瀬さんは、24年前から木の枝などを海に沈めてアオリイカの産卵床づくりを続けている。「台風などの影響で減少したアオリイカも少しずつ増えてダイビングを楽しむ人たちがその姿を楽しめるようになった。漁業のためにもダイバーのためにも自然にあふれた江之浦にしていきたい」と抱負を話す。

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