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小田原の靴店が今年も「ギョサンが流されても追いかけないで」 活動に賛同

NPO法人「AQUAkids safety project」が推進する水難事故防止を呼びかける「サンダルバイバイのうた」

NPO法人「AQUAkids safety project」が推進する水難事故防止を呼びかける「サンダルバイバイのうた」

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 マツシタ靴店(小田原市栄町)は、流されたサンダルを追いかけることで発生する水難事故を防ぐため「サンダルバイバイ」の活動を行うNPO法人「AQUAkids safety project」に賛同し、流された場合に同じ商品を半額で提供するサービスを7月21日より行う。

小田原のマツシタ靴店が賛同して行う「サンダルバイバイ」の活動

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 「サンダルは買えても命は買えません」とサンダルバイバイの活動を推進する「AQUAkids safety project」。昨年7月22日の「海の日」から、作詞家の桜アス恵さんを中心としたメンバーが「サンダルバイバイのうた」とアニメ動画を制作してユーチューブなどで水難事故防止のメッセージを継続発信。その反響は、「耳に残るフレーズ」「サンダルくんの動画がとても良い」など大きかった。

 「子どもは、流されたモノは追いかけないこと。大人は、流されてモノをなくしても叱らないこと」を書面で約束し合う「サンダルバイバイおやこ条約」も好評だったという。

 この活動に賛同したのが、滑りにくい漁師用サンダル「ギョサン」を販売するマツシタ靴店店主の松下善彦さん。「小田原箱根地域では海・川・湖などサンダルを流してしまうケースが多く、水難事故を防ぐために今年も賛同し企画した」と話す。

 マツシタ靴店店頭で期間中(7月21日~8月31日)に購入した子ども用ギョサンを小学6年生までが履いていて、海・川・湖で流された場合、レシートと流された場所の画像があれば、購入したものと同じギョサンを半額で提供する。「昨年は予想を超える反響があった。それだけサンダルが流されている証し。この活動で水難事故の防止に役立てれば。今年から許可を頂いたので『サンダルバイバイのうた』も店内BGMとして流す」と話す。

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