「100の言葉よりhug（ハグ）」をモットーに母親と子どもを支援するNPO法人「mama's hug（ママズハグ）」（小田原市城内2）が7月、「初めての子でどうしていいかわからない」とのパパの悩みに答えるため「Papa's hug（パパズハグ）」を設立した。

「初めての子でどうしていいかわからない」とのパパの悩みに答える

　新たに設立したパパズハグ内には「パパの子育て研究所」も併設。「ママを支える専門士」の資格を取得したパパが所属し、「パパもママを支え一緒に子育てを楽しむ」ことを活動目標に据える。

　推進する山本加世さんは「『子育ては夫婦で取り組むもの』と考える人が多くなる一方、夫婦間の考え方のギャップが子育てに影響するケースも多い。いかに夫婦間のギャップを埋めて協力し合う子育てができるかがポイントになる。そして父親の持つ力の素晴らしさ、父親にしかできない育児があることを明らかにしていきたい」と意欲を見せる。

　第1弾の活動として「パパの子育て研究所」のイベントを7月31日、BLEND PARK（小田原市国府津2）で開催。父親育児の大切さと素晴らしさを訴求し、併せて、パパ研究員の募集を行うという。

　山本さんは「パパもママを支え、一緒に子育てが楽しくできることを仲間とともに作っていきたい。当日は開会セレモニー（10時～）に続き、パパ研究員によるママとのコミュニケーション講座（10時15分～）、ゼミ（11時15分～）と、解決方法やアイデアの発表も行う。ぜひ参加を」と呼びかける。