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箱根「はつはな」、リニューアルに向け準備進む 自家源泉の湯巡りも新たな魅力に

別棟施設「川音(かわと)の湯」は、露天で寝湯と深湯があるインフィニティースタイルの浴槽が特徴

別棟施設「川音(かわと)の湯」は、露天で寝湯と深湯があるインフィニティースタイルの浴槽が特徴

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 小田急リゾーツが運営するホテル「はつはな」(箱根町須雲川)で、9月11日のリニューアルオープンに向けて改装作業と開業準備が加速している。

客室「プレミアムCtype」

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 旧東海道と早川沿いの静かな場所に立地するホテル「はつはな」。小田急リゾーツの奥山牧雄さんは「以前よりほどよい『おこもり感』のあるホテルとしてリピーターも多く、『佇(たたず)む感』を楽しむ大人のホテルとして支持されてきた。そうした常連客も今回のニューアルを楽しみにしている」と話す。

 「心と五感が満ちる静かなとき」をコンセプトにリニューアルを目指すホテル「はつはな」。現場を訪れた奥山さんは「工事も計画通り進み、今までの『はつはな』の良さを残し、その上に新たな魅力が加わり『新生はつはな』の感じがつかめた。多くの方々に自信を持ってお薦めできる。特に自家源泉の湯巡りが新しい魅力」と自信を見せる。

 温泉はアルカリ性単純温泉の自家源泉。温度が高く湯量も豊富。今回のリニューアルで、客室の露天風呂と趣向の異なる4つの貸切風呂と大浴場を整備する。

 貸切風呂は、露天で寝湯と深湯があるインフィニティースタイルの浴槽が特徴の別棟施設「川音(かわと)の湯」、格子状に組まれた高い天井の梁(はり)が特徴の八角形の浴槽がある「静寂(しじま)の湯」、窓の外に浴槽からつながっているような設(しつら)えの水盤が特徴の「水面(みなも)の湯」、光ファイバーの輝きが幻想的な石盤の庭がある「明灯(あかり)の湯」の4つ。

 奥山さんは「首都圏からほどよい距離、ほどよいおこもり感、旧東海道のほどよい歴史感を『はつはな』で楽しんでもらえれば」と利用を呼びかける。

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