「100の言葉よりhug(ハグ)」をモットーに母親と子どもを支援するNPO法人「mama's hug(ママズハグ)」(小田原市城内2)がパパの育児を支援する「Papa's hug(パパズハグ)」の活動を加速する。併せて、設立した研究発信拠点「パパの子育て研究所」も始動し、広くパパ育児の大切さと必要性情報を発信する。
「初めての子でどうしていいかわからない」「ママの育児と上手に連携するには」など悩みや迷いを感じるパパは多い。推進するママズハグの山本加世さんは「父親の持つ力の素晴らしさや、父親にしかできない育児がある。育児に父親力を発揮してもらうように活動を加速していく」と話す。
その活動を「Papa's hug(パパズハグ)」が担う。設立した研究発信拠点「パパの子育て研究所」がパパズハグの活動を支援。両軸で「パパ育児」「父親力育児」の大切さとその方法などを伝えていく。
7月31日にBLEND PARK(小田原市国府津2)で開催したキックオフイベントにも予想を超える参加者があり、パパ研究員の募集、ママとのコミュニケーション講座、育児ゼミ、育児での問題解決方法やアイデアの発表などが行われた。
山本さんは「育児や家庭でのパパパワーの大切さとパワー発揮の手法など、多くのパパが待っていた感じがする。第1弾のイベントでも『パパ研究員』に応募した人も多く予想以上の成果があった。好評だったので近日中に第2弾も開催する」と話す。