6月15日に創業100周年を迎える芦ノ湖畔「箱根ホテル」(箱根町箱根、TEL 0460-83-6311)は、次回の「東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」が第100回記念大会となることから、今年の大会(99回大会)で駒澤大学陸上競技部が獲得した往路優勝記念トロフィーを箱根ホテル内のロビーに展示している。
箱根ホテルは箱根駅伝往路のゴールに近く、「箱根駅伝ミュージアム」の運営も担当していることから「100周年記念イヤー」の一環として実施。過去の大会の歴史や選手が着用したユニフォームなど貴重なアイテムを展示する「箱根駅伝ミュージアム」への来館促進も図る。
駒澤大学が受賞した今年の往路優勝トロフィーは、国の伝統工芸品である箱根寄木細工で組み合わされ、デザインテーマは「平和」。胴体部の上に地球を表す球体と下部に老若男女10人が手を取り合っている様子や選手が走る山を表現した台座になっており、7月中旬まで展示される。
箱根ホテルでは、記念スイーツ、記念宿泊プラン、記念ディナー、クラシック二重奏の生演奏など「100周年記念イヤー」の企画やイベントを実施している。