全天候型の温泉アミューズメントパーク「箱根小涌園ユネッサン」(箱根町ニノ平)は7月7日にリニューアルオープンした。2001年開業以来最大規模の施設改変で「温浴入場施設」から「複合体験リゾート施設」へと生まれ変わった。
「箱根小涌園ユネッサン」のリニューアルで誕生した「お子様専用スライダー」
施設内を「賑わいゾーン」「アクティブゾーン」「アウトドアゾーン」「森の湯ゾーン」の4つにゾーニングしてそれぞれの魅力を向上させた箱根小涌園ユネッサン。注目は、アクティブゾーン内に新設された「流れる温水プール」「キッズプール」「お子様専用スライダー」など。
箱根小涌園ユネッサンの神野天洋さんは「オープン日に合わせて真っ先にお越しいただく方もあり、ファミリーや、カップルなど楽しんでいる姿が多く見られた。中心にある浅瀬30センチのポニーラグーンでは、お子様専用スライダーを滑る子どもたちの楽しそうな声が響いて明るい幕開けになった」と話す。
箱根小涌園エリアでは、7月12日に「箱根ホテル小涌園」のグランドオープンが控えている。コンセプトは「ユネッサンと一体的に『温泉』『自然』『食事』などを体験できるホテル」となり、セルフチェックイン機の導入や二次元バーコードを利用したキャッシュレス決済などにより利便性と快適さを備える。水着エリアの「箱根小涌園ユネッサン」と日帰り温泉施設「元湯 森の湯」(貸切風呂は有料)が宿泊当日のチェックイン前からチェックアウトの日まで何度でも自由に利用ができる。
箱根ホテル小涌園の道本岳人さんは「2018年1月の閉館から今回の開業まで5年以上の準備期間を経てのグランドオープン。開業までの期間、しっかりと準備は進めてきた。みなさまをお迎えできることを大変楽しみにして開業日を迎える。ぜひこの夏は箱根ホテル小涌園へ宿泊いただければ」と呼びかける。