三連休に入った箱根・芦ノ湖畔は、朝から霧が発生し幻想的な光景を宿泊客が楽しんでいる。
箱根園(箱根町元箱根、TEL 0460-83-1151)の草野正さんは「霧の発生で幻想的な雰囲気に包まれる芦ノ湖畔。都内と比べると芦ノ湖エリアは外気温が6~7度ほど低く、この温度差で自然現象として霧が発生。神秘的な空間を作り上げていく。霧のおかげで新緑やアジサイ、やまぼうしなどの草や木が生き生きと映えている。お肌にうれしい天然のミストのよう」と話す。
ここ数日間、早朝から霧がかかり、箱根外輪山の幻想的な風景が訪れる人を喜ばせている。熱中症の心配がない霧の中の散歩やハイキング、トレッキング、サイクリングを楽しむ姿や、静かに霧に包まれた湖畔の風景を楽しむ姿が見られている。
草野さんは「標高の関係で涼しい高原リゾートの箱根。自然が作り出す環境の中でそれぞれの夏を快適に過ごしていただければ」と呼びかける。