東海道線二宮駅から見上げられる吾妻山公園山頂に咲く約6万株の「早咲きの菜の花」が見頃を迎え、天候の良い日には白い富士山と黄色の菜の花との競演が訪れる人々を喜ばせている。
駅の北口から公園入口までは徒歩で約5分。そこから階段、山道を登り、山頂までおおよそ20分。標高136.2メートルの山頂は360度のパノラマが楽しめる絶景ポイントで、箱根、丹沢、富士山が望めるため訪れる人は多い。ここから眺める冠雪の富士山は国土交通省の「関東の富士見100景」に選ばれている。
菜の花は1月5日ごろから順次見頃となり、12日にはほぼ全開となり、山頂の一部は菜の花の黄色に染まっている。見頃は2月中旬まで続くと予想され、二宮町観光協会は「吾妻山菜の花ウォッチング」を1月13日~2月18日まで開催する。
開園時間は8時30分~17時00分。入園無料。