神奈川県西部の湘南エリア・西湘地域を中心に活動するバルーンパフォーマーのベンジャミンさんが、子どもたちに「横断歩道は車に気をつけて手を上げて渡ろうね」と呼びかけている。

バルーンパフォーマーのベンジャミンさん

　マルシェや朝市などのイベントで子どもたちにバルーンアートを披露しているベンジャミンさん。季節ごとに願いを込めたバルーン作品を発表しており、楽しみにするファンや子どもたちは多い。

　ベンジャミンさんは「少年と風船の不思議な友情を描いた映画『赤い風船』。この映画で描かれていることを見つめてみると、風船は子どもたちと親和性があり互いに信頼しているように思う。風船から子どもたちにメッセージをするのが効果的と考えた」と話す。

　子どもたちが巻き込まれる交通事故を憂慮していたベンジャミンさんは「入学など子どもたちの世界にも変化が起きる季節に事故に巻き込まれないように風船の力を借りて訴求することにした」とバルーンアート作品の意図を説明する。

　今後もイベントなどに出演したときに「横断歩道は車に気をつけて手を上げて渡ろうね」と繰り返して呼びかけるという。