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「箱根そば」が夏の風物詩「豆腐一丁そば」 恒例の季節限定メニュー

「箱根そば」で提供中の「豆腐一丁そば(うどん)」

「箱根そば」で提供中の「豆腐一丁そば(うどん)」

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 「箱根そば」の小田原店(小田原市)と新松田店(松田町)が7月1日、夏の風物詩として長く親しまれてきた「豆腐一丁そば(うどん)」(620円)の提供を始めた。

2015年から復刻した「豆腐一丁そば(うどん)」(写真は2018年の商品)

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 毎年提供を希望する声が寄せられているメニューで、豆腐一丁の上に、天かす、かつお節、ネギ、ショウガを添えた夏に合わせた商品。「夏にぴったりのひんやりメニューとして、夏の主力商品に育っている」と同社。

 「豆腐一丁そば(うどん)」の歴史は33年前までさかのぼる。系列店の「そば御膳つづらお」で、夏の季節メニューとして豆腐一丁を丸ごとトッピングした「豆腐一丁そば」の提供を試みた。今までにないインパクトで話題になり注文が続いたことから、「箱根そば」全店で取り扱うことになった。

 限定メニューだったため、その後に姿を消すが、2015(平成27)年7月、「箱根そば」開業50周年記念特別メニューとして復活。当時の同社資料によれば、「豆腐とネギ、そばとつゆが絡まっておいしい」と予想を超える注文量になり、以降、毎年復活を願う声が寄せられているという。

 「箱根そば」を運営する小田急レストランシステムの高橋律子さんは「『小田原店では毎年好評で、全店での販売個数ランキングでベスト5(箱根そば本陣店舗を除く)に入っており、ファンも多い。今年は暑い夏が予想されている。ぜひ『豆腐一丁そば(うどん)』で、涼しさと、そばのおいしさを味わっていただければ」と呼びかける。

 営業時間は、小田原店=7時~21時(土曜・日曜・祝日は20時まで)、新松田店=6時30分~20時(同18時まで)。8月18日まで。

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