伊豆箱根鉄道が大雄山線和田河原駅のネーミングライツでスポンサー契約を小田原紙器工業(小田原市南町)と締結し、11月18日に行われた除幕式で副駅名の「小田原紙器工業グループ~持続可能な事業を推進します~」が披露された。
伊豆箱根鉄道ではパートナー企業の企業価値と認知度向上、併せて、沿線市町の活性化につなげることを目指して、大雄山線(小田原駅~大雄山駅)と駿豆線(三島駅~修善寺駅)の各駅で副駅名権(ネーミングライツ)契約締結を推進している。
既に駿豆線では13の全駅が副駅名を持つに至り、大雄山線では大雄山駅「夢をカタチに。」(2月14日~、下田組)、相模沼田駅「足柄香粧(株)最寄り駅です」(7月29日~、足柄香粧)、小田原駅副駅名「小田原とトモに。」(9月26日~、奥津建材)を導入しており、今回の和田河原駅で4駅目。このほか2駅が商談中だという。
除幕式には、 加藤修平南足柄市長、小田原紙器工業の高橋康德社長、加藤兵太郎商店の加藤篤社長、なんかいファームの清水洋社長、山城屋の鈴木和惠社長と、伊豆箱根鉄道から伍堂文康社長が出席して行われた。
伊豆箱根鉄道の関口貴史さんは「地域の生活に密着して事業を展開している小田原紙器工業。今回の副駅名権の締結で、地域の方々と共に歩み、地域の皆さんが元気で笑顔になれるきっかけ作りができれば。ぜひ和田河原駅の副駅名に注目していただければ」と呼びかける。