小田原箱根商工会議所の青年部が東日本大震災の被災者への支援物資を集め、3月19日夜に被災地へ向けて出発する。
青年部が呼びかけ、同会議所経由で政府から高速道路の通行許可を得たという。現在、現地では物資の受け入れと配布が困難な状況にあるため、今回は毛布と義援金に限って受け付けていた。17日午前~19日午前の間に毛布約500枚と義援金が集まった。当初は4トントラックで輸送する予定だったが、予想以上の寄付があったため10トントラックで向かうこととなるという。
小田原市役所でも18日から支援物資の受け付けが始まっている。受付場所は「生涯学習センターけやき側 車庫棟前付近」。支援先は岩手県釜石市と宮城県多賀城市。
受付職員は「現在欲しいものは防寒用の上着多数。他には、現地の自衛隊が炊き出しできる状況だが米が無いと聞いているので、米などの食料も協力してほしい」という。物資は新品か、衣料であればクリーニング済み(下着は新品のみ)に限られるので、ホームページで確認が必要となる。
同市役所での支援物資受け付けは21日までの9時~17時と最終日(22日)の9時~12時。23日に出発し、24日の朝に支援先に到着する予定。