伊豆箱根鉄道グループが2015年1月1日、初日の出に合わせ十国峠ケーブルカー(函南町桑原)と箱根駒ヶ岳ロープウエー(箱根町元箱根)の早朝運転をおこなう。
熱海と箱根の中間に位置する十国峠の山頂(標高770メートル)からは、相模湾から昇る「初日の出」を見ることができる。「初日の出」、「富士山」、「スカイツリー」が見られれば幸運といわれ、多くの人が訪れる。来年元日の初日の出は6時50分ごろと予想され、ケーブルカーは5時から運転を開始。十国峠レストハウスも運行に合わせて営業する。
箱根駒ヶ岳山頂(標高1,327メートル)から見るパノラマの絶景も人気の景観スポット。箱根神社への初詣と合わせて訪れる人が多い。当日は、5時30分からロープウエーの運転を開始し、6時50分頃の初日の出を迎える。
同社広報担当の志村博さんは「十国峠山頂も、箱根駒ヶ岳山頂も、初日の出を見るには絶好のポイント。太平洋から昇る太陽、それに反射してあかね色に染まる富士山を同時に見ることができる。新年のスタートにぜひご利用いただければ」と呼び掛ける。
利用客には「携帯カイロ」を先着順で進呈する(十国峠ケーブルカー=300人、箱根駒ヶ岳ロープウェー=1000人)。