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大手町をめざし箱根路を激走・青学大がトップ維持-第91回箱根駅伝【復路】

山下りから平地に移る塔ノ沢を快走する青学大の村井駿(3年)

山下りから平地に移る塔ノ沢を快走する青学大の村井駿(3年)

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 第91回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)の復路が、青山学院大学・村井駿(3年)の8時スタートで始まった。6区は、箱根芦ノ湖~小田原中継所までの20.8キロ。7区は、小田原中継所~平塚中継所までの21.3キロとなる。

明大・山田速人(4年)は手堅く快走して末次慶太につないだ

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 天候は晴れ。氷点下で朝を迎え一部の路面は凍結。風力3~4。スタートする選手を激励するように芦ノ湖には花火の音が響きわたった。

 2年連続で6区を担当する1位スタートの青学大・村井は、10キロ地点からペースを上げ順調に山を下る。リードを広げてトップを守りきり7区(小田原中継所~平塚中継所)を担当する小椋裕介(3年)に襷(たすき)をつないだ。

 追うのは2位の明大・山田速人(4年)。最後の箱根駅伝を、初めての「山下りの6区」に挑戦する。手堅い走りを終始展開。凍結した路面に注意して走行して、7区の末次慶太(1年)に襷(たすき)を渡した。

 3位は、東洋大・高橋尚弥也(3年)。徐々に2位との差を縮めるペースで走り通す。両手を下ろして走るスタイルで2位を追う。

 山下りが終わった平地で4位の駒大・西沢佳洋(4年)が「(東洋大に)並べ。並べ。その力がある」の運営管理車(監督)からの声に奮闘。小田原中継所500メートル手前地点で東洋大・山田に追いつき激しいデットヒートを繰り広げ3位で西山雄介(2年)につないだ。東洋大はの7区は服部弾馬(2年)が襷(たすき)を受け取り、激しいデットヒートに参戦した。

7区に入っても3位争いは続き併走する走が続き、徐々に2位の明大・末次に接近。3チームが一体となったあと、駒大(西山)、東洋大(服部)、明治(末次)の順で平塚中継所にゴールした。

復路6区・小田原中継所通過順位は、第1位=青学大、第2位=明大、第3位=駒大、第4位=東洋大、第5位=早大の順。
復路7区・平塚中継所通過順位は、第1位=青学大、第2位=駒大、第3位=東洋大、第4位=明大、第5位=早大の順。

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