旧片浦中学校を拠点に活動する「片浦食とエネルギーの地産地消プロジェクト」は2月13日と3月31日、イノシシなどの農業被害をテーマにしたワークショップを開催する。
イノシシやサルなどが畑を荒らす被害は甚大で、生産者がなりわいを放棄せざるを得ない状況もある。ワークショップではイノシシがどこに住んで、何を食べ、どのような癖があるのかを知ることから始める。講師には、神奈川県立生命の星・地球博物館と神奈川県の鳥獣被害防除関係部署から専門家を招いて学習会と足跡フィールドワークを行う。
2月13日は、生命の星・地球博物館で足の見方(剥製、写真)と記録の取り方を学ぶ「獣の生態学習」と、イノシシの行動を推理する「散策路で調査体験」を行う。3月31日は「きのこ苑 お山のたいしょう」で足の見方、記録の取り方を復習した後、5班に分かれて調査を行う。地図に調査結果をまとめ、イノシシの行動を推理する。
参加費は1,500円(「きのこ苑 お山のたいしょう」でのランチ含む)。参加申し込みは同プロジェクトで受け付ける。